4台のティンパニのための8つの小品(エリオット・カーター)

Eight Pieces for Four Timpani (One Player)
作曲者 Elliott Carter (エリオット・カーター)
作曲年
出版年
1950/66年(作曲年)楽章によって成立年が違う?
1968年(出版年)
出版 エイトピース エリオット・カーターHAL LEONARD CORPORATION
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演奏形態 ティンパニ独奏
使用打楽器 ティンパニ4台

通常のティンパニ・マレットのほか、小太鼓の撥、大太鼓の撥と特殊なツートーン・マレットが必要。詳細は曲目概要を参照のこと。
演奏所要時間 各曲2〜5分程度。4曲を任意に抜き出し、演奏する。全曲を通す人はあまりいない。
録音 CDライブラリー収録
エリオット・カーター作品集4/ 8曲全て収録。
現代アメリカの"C"たち/ レシタティブ、カント、サエタ、マーチの4曲を収録。
プサッファ 上野信一・二十世紀打楽器芸術集vol.1/ レシタティブ、マーチ、モト・ペルペテュオ、インプロヴィゼーションの4曲を収録。
現代音楽の巨匠エリオット・カーターのティンパニ・ソロ作品。ティンパニ奏法の開拓合戦の火付け役になった曲で、かなり難易度が高い曲もある。ティンパニ奏者の最重要レパートリーのひとつといっても過言ではないだろう。それぞれの曲は作曲当時アメリカで活躍していたティンパニ奏者たちに献呈されている。

以下は曲ごとに使われている奏法などについて書くことにする。本記事ではできるだけ私見は避けて記載する。

1.Saeta(正確にはSaëta)
Al Howard氏に献呈。通常のティンパニ・マレットを使用。音変え無し。
ノーマル・ポジションと楽器中央を叩き分ける。マレットも通常の使い方と持ち手側で叩くところがある。一部マフリング指定あり。

2.Moto Perpetuo
Paul Price氏に献呈。特殊なツートーン・マレットを使用(これに関しては楽譜の記載を見ていただくしかない)。音変え無し。
ノーマル・ポジション、楽器中央、リム付近を叩き分ける。デッド・ストロークが随所に指定されている。

3.Adagio
Jan Williams氏に献呈。通常のティンパニ・マレットを使用。グリッサンドを伴う音替えが多用されている。
ハーモニクス(倍音)奏法が指示されている。実現可能かどうかは不明。

4.Recitative
Morris Lang氏に献呈。通常のティンパニ・マレットを使用。音変え無し。
ノーマル・ポジション、楽器中央、リム付近を叩き分ける。デッド・ストローク、ハーモニクス(倍音)奏法が指定されている。マフリング指示も細かい。最後の一発は大太鼓の撥を使用。

5.Improvisation
Paul Price氏に献呈。通常のティンパニ・マレットを使用。音変え無し。
ノーマル・ポジション、楽器中央、リム付近を叩き分ける。デッド・ストロークが随所に指定されている。

6.Canto
Jan Williams氏に献呈。小太鼓の撥を使用。グリッサンドを伴う音替えが多用されている。
随所でリムショットが指定されている。

7.Canaries
Raymond DesRoches氏に献呈。通常のティンパニ・マレットを使用。音変え無し。
ノーマル・ポジション、楽器中央、リム付近を叩き分ける。

8.March
教本で有名なSaul Goodman氏に献呈。通常のティンパニ・マレットを使用。音変え無し。
マレットは通常の使い方と持ち手側を使い分ける。ミュートが必要。
(最終更新日:2010/10/4)



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