珍しい古典派の協奏曲。
作曲者自身ヴィルトゥオーゾのティンパニ奏者であったと伝えられています。 古典派でありながら2つを大きく超える数のティンパニを使用し、メロディーを受け持たせることもあったそうです。
その傾向をさらに推し進めたのがこの協奏曲だといえるかもしれません。 6台のティンパニをGABCDEとチューニングし、見事に旋律を奏でさせています。
楽譜は散逸してしまっているらしく、下記の2つの音源も復元譜を使用しているようです。 ちなみに出版はされていません。
(最終更新日:2010/5/28)
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